NHK・朝日新聞・産経新聞・TIMESなどに掲載日経ソーシャルイニシアチブ大賞「東北部門賞」など多数受賞10,000の個人/企業からご支援いただいています東京都より認定NPO法人に認定財務情報も公開「勉強したいのに、できない・・・」生まれ育った家庭や地域のために、苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいること、ご存知ですか?5人きょうだいの長女として生まれたさくらさん(仮名)も、その一人。小学生の頃に両親が離婚し、幼い弟2人と妹2人合わせて、子どもたちは全員お父さんに引き取られました。しかしその後、お父さんは重い病気にかかり、それが原因で仕事を失ってしまいました。家計はひどく苦しくなり、お腹いっぱいにご飯を食べることも、ままならなくなってしまいました。アパートの部屋は家族6人で住むには狭く、おもちゃや洗濯物が散らかり、足の踏み場もありません。勉強机はなく、家で唯一のテーブルである食卓が勉強場所です。夏になるとクーラーのない自宅は蒸し暑く、幼いきょうだいたちもいるため、勉強どころではありません。家計が苦しいので、周りの友達のように塾に行くことも、 もちろんできませんでした。だんだん自信もなくなり「自分は何もできない人間だ」と思うようになりました。「将来に希望を持つ」「夢を描く」・・・本来10代が当たり前に持てるはずの感覚も、当時のさくらさんには程遠いものでした。さくらさんだけでは、ありません。日本全体でも、子どもたちの7人に1人が「貧困」。ひとり親家庭では、2人に1人に及びます。※厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」よりどんな子どもにも、希望を持って明るい未来を思い描くことは、許されるはずです。一方、生まれた家庭の経済状態によって、子どもの学力や進路に格差が生まれてしまうということが、日本でも起きています。「勉強する機会を奪われた子どもたちを、サポートしたい!」そんな想いのもと、私たちが始めたのが無料の放課後教室です。「続ける」「分かる」などの小さな成功体験を重ねながら、学習習慣を形成するための「自習室運営」などを実施しています。スタッフとの対話を通した関わりを通じて、心の基盤となる安全基地としての居場所を提供し、状況に応じて段階的な支援を行います。ものづくり・スポーツ・音楽・家庭菜園など、子どもたちに多様な体験機会を届けるための企画を実施します。一緒に食
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